2021-05-11 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
このため、規模拡大のための施設整備等への支援のみならず、中小規模経営の労働負担軽減を目的としました搾乳ユニット自動搬送装置ですね、キャリロボですとか、主力機械等の導入支援、あるいはTMRセンターですとかキャトルステーション、酪農ヘルパー等の外部支援組織の育成強化などにも、規模拡大を行わなくても生産性向上を図る取組を支援してまいります。
このため、規模拡大のための施設整備等への支援のみならず、中小規模経営の労働負担軽減を目的としました搾乳ユニット自動搬送装置ですね、キャリロボですとか、主力機械等の導入支援、あるいはTMRセンターですとかキャトルステーション、酪農ヘルパー等の外部支援組織の育成強化などにも、規模拡大を行わなくても生産性向上を図る取組を支援してまいります。
今御披露いただきました畜産クラスター事業につきましても、中小規模経営、家族経営が本事業を活用しやすくなるように、令和元年度補正予算におきまして規模拡大要件である平均飼養規模の取り方を緩和したところであります。 また、機械導入に関しては、飼養規模の大小にかかわらず、規模の拡大を伴わなくても、収益性の向上や生産コストの削減につながる場合、支援対象としているところであります。
このために、中小規模経営も対象としました増頭、増産のための奨励金の交付ですとか、中小規模が事業を活用しやすくなるように、畜産クラスター事業につきましては、規模拡大の要件の緩和ですとか、中小規模経営の労働負担軽減を目的としました搾乳ユニット自動搬送装置、いわゆるキャリロボ等の省力化機械の導入支援ですとか、あるいは、TMRセンター、キャトルステーション、酪農ヘルパー等の外部支援組織の育成強化等々、中小規模
さらに、令和元年度補正予算では、規模拡大が進展した地域等の中小規模経営、家族経営の事業活用を進展、推進するために、規模拡大要件の見直しを行って、これまでの地域の平均規模以上という要件のほかに、都道府県のおおむね平均規模以上又は北海道のおおむね平均規模以上という要件を選択を可能とする緩和を行ってきたところであります。
こうしたことを踏まえまして、令和元年度の補正予算におきまして、都府県の中小規模経営を対象といたしました増頭奨励金の交付という事業と、それから、畜産クラスター事業の規模拡大要件、これを中小規模の方が活用しやすいように緩和するということにしたところでございます。
本事業は、平成二十七年度からことしで五年目を迎えておりまして、一定の成果が上がってきているところでございますけれども、今後更に拡大する国内外の需要に対応するため、より一層畜産業の体質強化を図っていく、そのためには、畜産、酪農経営の大宗を占める中小規模経営、家族経営も含めて、畜産業全体で競争力の強化を図っていく必要があると考えております。
本事業は、平成二十七年から今年で五年目を迎えておりまして、一定の成果が上がってきていると考えておりますが、今後更に拡大する国内外の需要に対応するため、より一層畜産業の体質強化を図っていくため、畜産、酪農経営の大宗を占める中小規模経営、家族経営も含め、畜産業全体で競争力の強化を図っていく必要があると考えております。
本事業は、平成二十七年度から今年で五年目を迎えており、一定の効果が上がってきているところでありますが、今後更に拡大する国内外の需要に対応するため、より一層畜産業の体質強化を図っていくためには、畜産、酪農経営の大宗を占める中小規模経営、家族経営も含め、畜産業全体で競争力の強化を図っていくことが必要であると考えております。
特に、我が国の農家は九五%以上が中小規模経営の家族農業というのが実態でありますし、大きな生産基盤を抱えているのも守っているのもこの中小規模家族経営の農家の皆さん方だというふうに思っております。
日本農業の中心である水田稲作というのは、準主業農家あるいは副業農家、すなわち兼業農家を含んだ中小規模経営農家によって支えられているわけです。そもそも、この水田稲作というのは、水利調整を初めとして、共同作業を基本に兼業農家を含む多様な担い手が支えてきた、こういう現状がございます。
○亀井国務大臣 国としても、適切な運営が図られることを前提といたしまして引き続き助成を行う、さらには、中小規模経営の体質強化を図るために、高品質化への取り組みや共同GPセンターの整備を促進する、こういうようなこととあわせて支援をしてまいりたい、こう思っております。
そういう中で階層分化が進む、それをそのまま放置しておいていいということはないわけでございまして、国としてはこれらの事情を踏まえまして、従来から講じてきたいろいろの施策がありますが、特に中小規模経営の維持育成を助長する、これをできるだけ大きなものに育てていくように手助けをするというようなことでは経営基盤の確立ということを考えておるわけでございます。
国の方もそれはちゃんと心得ていろいろと手を打っていると思うのですが、こうした中小規模経営の安定的発展と維持のために、いま特に力を入れて、その効果が期待されるという事業はどんなものがいま国として考えられているか。
いわゆる過当競争がダンピングを招き、結果的に中小企業、中小規模経営者がこのことについて倒産に追い込まれている事例を幾つか取り上げながら質問をしていることもあるわけです。その一環としてこれらの問題が出てきているわけです。悪い品物を安い値段で売って中小企業を倒産させて、自分たちだけが残ればいいという形の中における一つの具体的な証拠がこれであろうと思うのです。
それから、大規模経営と中小規模経営の問題でございますが、これは畜種ごとに若干の差はあると思いますが、御指摘のように、小規模の経営の方が大規模経営よりは飼料要求率が低くて飼料の効率がいいんだと、こういう事例も私も聞いております。
たとえば、経営面積百三十八ヘクタール、飼養頭数二百五頭の大規模経営でも前年度の所得率二〇・三%が本年は一一%に落ちると見込まれておりまして、先進的な経営体ほど安い飼料価格や動力費を前提に設備投資を借り入れ金によって進めておりますため、昨今のような価格条件のもとでは、自給部分や自己資本の比率の高い中小規模経営より苦しいという実態が見られるのであります。